日付
SimpleDateFormat クラス:java.text.*;
SimpleDateFormat は、日付のフォーマットと解析を、ロケールを考慮して行うための具象クラスです。これによって、フォーマット (日付 -> テキスト)、解析 (テキスト -> 日付)、および正規化を行うことができます。
SimpleDateFormat を使うと、日付時刻フォーマットのユーザ定義パターンを選択することによって、とりあえず使用を開始することができます。しかし、できるだけ、DateFormat の getTimeInstance、getDateInstance、または getDateTimeInstance で日付時刻フォーマッタを作成するようにしてください。これらのクラスメソッドはいずれも、デフォルトフォーマットパターンで初期化された日付時刻フォーマッタを返すことができます。フォーマットパターンは、必要に応じて、applyPattern メソッドを使って修正することができます。これらのメソッドの使い方については、DateFormat を参照してください。
コンストラクタ
コンストラクタ | 説明 |
SimpleDateFormat() |
デフォルトロケールのデフォルトパターンと日付フォーマット記号を使って SimpleDateFormat を構築します。 |
SimpleDateFormat(String pattern) |
デフォルトロケールの指定されたパターンとデフォルトの日付フォーマット記号を使って SimpleDateFormat を構築します。 |
SimpleDateFormat(String pattern, DateFormatSymbols formatSymbols) |
指定されたパターンと日付フォーマット記号を使って SimpleDateFormat を構築します。 |
SimpleDateFormat(String pattern, Locale locale) |
指定されたロケールの指定されたパターンとデフォルトの日付フォーマット記号を使って SimpleDateFormat を構築します。 |
【例】
// デフォルトロケールの指定されたパターンとデフォルトの日付フォーマット記号を使って
// SimpleDateFormat を構築します。
// 2009/02/18 01:01:01
SimpleDateFormat sdf1 = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd kk:mm:ss");
// 指定されたロケールの指定されたパターンとデフォルトの日付フォーマット記号を使って
// SimpleDateFormat を構築します。
// 2009/Feb/18 01:01:01
SimpleDateFormat sdf2 = new SimpleDateFormat("yyyy/MMM/dd kk:mm:ss", Locale.ENGLISH);
日付フォーマット記号
文字 |
日付または時刻のコンポーネント |
表示 |
例 |
G |
紀元 |
テキスト |
AD |
y |
年 |
年 |
1996; 96 |
M |
月 |
月 |
July; Jul; 07 |
w |
年における週 |
数値 |
27 |
W |
月における週 |
数値 |
2 |
D |
年における日 |
数値 |
189 |
d |
月における日 |
数値 |
10 |
F |
月における曜日 |
数値 |
2 |
E |
曜日 |
テキスト |
Tuesday; Tue |
a |
午前/午後 |
テキスト |
PM |
H |
1 日における時 (0 〜 23) |
数値 |
0 |
k |
1 日における時 (1 〜 24) |
数値 |
24 |
K |
午前/午後の時(0 〜 11) |
数値 |
0 |
h |
午前/午後の時 (1 〜 12) |
数値 |
12 |
m |
分 |
数値 |
30 |
s |
秒 |
数値 |
55 |
S |
ミリ秒 |
数値 |
978 |
z |
タイムゾーン |
一般的なタイムゾーン |
Pacific Standard Time; PST; GMT-08:00 |
Z |
タイムゾーン |
RFC 822 タイムゾーン |
-0800 |