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サーバ性能測定

C:\>typeperf ^
 "\Processor(_Total)\% Processor Time" ^
 "\System\Processor Queue Length" ^
 "\Memory\Pages/sec" ^
 "\Memory\Available Mbytes" ^
 "\Memory\Pool Paged Bytes" ^
 "\Memory\Pool Paged Resident Bytes" ^
 "\Memory\Transition Faults/sec" ^
 "\Memory\Committed Bytes" ^
 "\Memory\Pages/sec" ^
 "\Memory\Page Faults/sec" ^
 "\Process(_Total)\Working Set" ^
 "PhysicalDisk(_Total)\% Idle Time" ^
 "PhysicalDisk(_Total)\Disk Transfers/sec" ^
 "PhysicalDisk(_Total)\Avg. Disk sec/Transfer" ^
 "PhysicalDisk(_Total)\Split IO/sec" ^
 -si 1 > c:\PerformanceMonitor.txt
\Processor(_Total)\% Processor Time

% Processor Time は、プロセッサがアイドル以外のスレッドを実行するために使用した経過時間の割合をパーセントで表示します。プロセッサがアイドル スレッドの実行に使用する時間の割合を計測し、その値を 100% から引いて算出します (各プロセッサには、実行するスレッドが他にない場合にサイクルを消費するアイドル スレッドがあります)。このカウンタはプロセッサの処理状況を示す主な指標で、サンプリング間隔で計測されたビジー時間の平均割合をパーセントで表示します。プロセッサがアイドル状態かどうかの判断は、システム時計の内部サンプリング間隔 (10 ミリ秒) で実行されます。そのため、現在の高速プロセッサでは、システム時計のサンプリング間隔の間に、プロセッサがスレッド処理に多くの時間を費やしている可能性があり、% Processor Time でプロセッサ使用量が少なく見積もられる場合があります。処理負荷に基づくタイマ アプリケーションは、サンプルが取得された直後にタイマが通知されるため正確に計測されない可能性の高いアプリケーションの一例です。

\System\Processor Queue Length

プロセッサ キューにあるスレッドの数です。ディスク カウンタとは異なり、このカウンタは実行準備ができているスレッドのみをカウントし、実行中のスレッドはカウントしません。プロセッサが複数ある場合でもプロセッサ時間のキューは 1 つです。そのため、コンピュータにプロセッサが複数ある場合は、この値を負荷を処理しているプロセッサの数で割る必要があります。プロセッサごとの、持続されているプロセッサのキューが 10 スレッドに満たない場合は、負荷にもよりますが通常有効です。

\Memory\Pages/sec

ハード ページ フォールトを解決するためにディスクから読み取られた、またはディスクへ書き込まれたページの数です。このカウンタは、システム全体の遅延を引き起こすフォールトのプライマリ インジケータです。Memory\\Pages Input/sec および Memory\\Pages Output/sec の合計です。ページの数がカウントされるので、変換しないで、Memory\\Page Faults/sec などのページ カウントと比較することができます。(通常、アプリケーションが要求する) ファイル システム キャッシュ内および非キャッシュのマップされたメモリ ファイル内のフォールトを解決するために引き出されたページを含みます。

\Memory\Available Mbytes

プロセスへの割り当て、またはシステムの使用にすぐに利用可能な物理メモリのサイズをメガバイト数で表示します。スタンバイ (キャッシュ済み)、空き、ゼロ ページの一覧に署名されたメモリの合計です。空きメモリは使用可能なメモリです。メモリ マネージャについての詳細は、MSDN または『Windows Server 2003 リソース キット』の「システム パフォーマンスとトラブルシューティング ガイド」を参照してください。

\Memory\Pool Paged Bytes

使用されていないときにディスクに書き込まれることが可能なオブジェクト用のシステム メモリの領域 (オペレーテイング システムで使用される物理メモリ) であるページ プールのサイズをバイト数で表示します。Memory\\Pool Paged Bytes は、Process\\Pool Paged Bytes とは別に算出されるので、Process\\Pool Paged Bytes\\_Total とは異なる場合があります。このカウンタは、平均値ではなく最新の監視値のみを表示します。

\Memory\Pool Paged Resident Bytes

ページ プールの現在のサイズをバイト数で示します。ページ プールは、使用されていないときにディスクに書き込まれることが可能なオブジェクト用のシステム メモリの領域 (オペレーテイング システムで使用される物理メモリ) です。ページ プールおよび非ページ プールが使用する領域は物理メモリから取られるので、プールが大き過ぎると、メモリ領域がプロセスを拒否することになります。このカウンタは、平均値ではなく最新の監視値のみを表示します。

\Memory\Transition Faults/sec

ページを共有している別のプロセスによって使われていたページ、または更新されたページ リスト、スタンバイ リストにあるページを回復するか、またはページ フォールト時にディスクに書き込まれることで解決されたページ フォールトの数です。ページは、追加のディスク処理なしに回復されました。トランジション フォールトは、フォールトの数でカウントされます。なぜなら各操作に 1 ページのみがフォールトするため、ページ フォルトの数と一致します。

\Memory\Committed Bytes

コミットされた仮想メモリのサイズをバイト数で表示します。コミット メモリは、領域がディスク ページング ファイルに予約されている物理メモリです。各物理ドライブにはページング ファイルが 1 つ以上あります。このカウンタは、平均値ではなく最新の監視値のみを表示します。

\Process(_Total)\Working Set

該当プロセスのワーキング セットの現在のサイズをバイト数で表示します。ワーキング セットは、プロセスのスレッドが最後に参照したメモリ ページのセットです。コンピュータの空きメモリ領域がしきい値以上ある場合、ページは使用中でなくてもプロセスのワーキング セットに残されます。空きメモリ領域がしきい値を下回る場合、ページはワーキング セットから削除されます。削除されたページが必要な場合、ページがメイン メモリから出る前にページはワーキング セットに戻されます。

PhysicalDisk(_Total)\% Idle Time

サンプリング間隔中にディスクがアイドル状態だった時間の割合をパーセントで表示します。

PhysicalDisk(_Total)\Disk Transfers/sec

ディスク上の読み取りおよび書き込み操作の速度です。

PhysicalDisk(_Total)\Avg. Disk sec/Transfer

ディスク転送時間の平均秒数です。

PhysicalDisk(_Total)\Split IO/sec

ディスクへの I/O が複数の I/O に分割された率をレポートします。分割 I/O は、大きすぎて 1 つの I/O に収まらない、またはディスクが断片化しているサイズのデータを要求することから起こります。




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