コマンドプロンプトの出力文字コードはデフォルトでは「SHIFT_JIS」に設定されているので、「JIS」、「EUC」、「UTF-8」の文字コードで保存されているファイルやデータを、コマンドプロンプトに出力する際に文字化けします。
コマンド「chcp 文字コード番号」を入力することでコマンドプロンプトの出力文字コードを変更することができます。
コマンド説明
chcp:出力文字コードを変更
type:ファイルの内容を出力
文字コード番号 | |
---|---|
SHIFT_JIS | 932 |
JIS | 50220 |
EUC | 20932 |
UTF-8 | 65001 |
↓ euc.txtの内容 ↓
◆ 文字コード
テスト1
テスト2
テスト3
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600] (C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp. /* 現在の文字コードセット */ C:\>chcp 現在のコード ページ: 932 C:\>type euc.txt 「。 ハクサ?ウ。シ・ノ ・ニ・ケ・ネ」ア ・ニ・ケ・ネ」イ ・ニ・ケ・ネ」ウ
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600] (C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp. /* 文字コードを「SHIFT_JIS」に指定 */ C:\>chcp 932 /* 「SHIFT_JIS」で保存されたテキストの内容を表示 */ C:\>type shift_jis.txt ◆ 文字コード テスト1 テスト2 テスト3
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600] (C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp. /* 文字コードを「JIS」に指定 */ C:\>chcp 50220 Active code page: 50220 C:\>type jis.txt ◆ 文字コード テスト1 テスト2 テスト3
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600] (C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp. /* 文字コードを「EUC」に指定 */ C:\>chcp 20932 Active code page: 20932 C:\>type euc.txt ◆ 文字コード テスト1 テスト2 テスト3
Microsoft Windows XP [Version 5.1.2600] (C) Copyright 1985-2001 Microsoft Corp. /* 文字コードを「UTF-8」に指定 */ C:\>chcp 65001 Active code page: 65001 C:\>type UTF-8.txt ◆ 文字コード テスト1 テスト2 テスト3